こんにちは、びよりんです!
ブランディングの目的と必要性
起業においてだけではなく、個人でも同じです。
自分自身の人生、生き方に目的や目標がありますか?
BRAND
このワードを耳にしてすぐにイメージするのは企業さんのロゴマークだったり、会社名などがイメージできる方が多いと思います。それってそのブランド名に信頼感、安心感、満足感が得られているからだと思います。
そのブランドの価値を表現し続け、私たち消費者へ認知され続けること。現在進行形で永遠に継続し続ける必要があります。企業さんであれば世代交代をしながら何年も何十年も継続し続けてきたからこそのブランドの価値観が存在していると思います。
消費者側がそのブランドに価値を感じなくなれば、離れていくわけですよね。人がブランド化した時、有名なタレントさんや芸能人、起業家さん、ユーチューバーさんなどがわかりやすい例ですが、ひとりひとりの個性に惹かれて価値を感じ、共感して…という思考、心理の流れがあって、その人に継続的な信頼感と安心感などがある事で今度は「ファン化」した自分自身が存在する。
この思考、心理の流れを理解したうえで、後半の「継続的な信頼感と安心感」ここにおいてはその人の個性だけが評価されているわけではないことに気づきませんか?
もしあなたが信頼感と安心感を感じる人が目の前でゴミをポイっと投げたとします。ゴミ箱へ持っていくことをしなかったその行為たった一回で「信頼感」って変わってきませんか?
個性も大事な要素ではあるけれど、ベースには人格における要素の重要性という事に気づくと思います。お店に買い物に行ってとても丁寧に接客対応をしてくださった店員さんがいることでそのお店に対する評価と価値観が上がる事と同じです。
感情的に思いの丈を伝えてくれた時に、同じように感情的に返すことが最良ではないこともあります。それぞれの立場ポジショニングの重要性もある。
デザインで私が重要視していることのひとつに「広告の視覚的構成」があります。起業を目指しているかたであれば「ターゲット・ペルソナ」の設定が非常に細かいと感じた方もいらっしゃると思います。その設定が細かく明確に設定されていることでメッセージ性がより濃く内容の深いものになってくる。抽象的で幅広い世代に届く内容にした場合は届けたい相手に届かないです。
色の使い方であれば、色数、色が持つ心理的効果、年齢層別に同じ色でも受け入れやすい色味は違います。
書体(フォント)も同様に年齢層によって受け入れやすいフォントの系統はあって、年齢層だけでなく告知する内容や販売する方の世界観などフォント一つで見え方が変わると同時に見る側の感じ取る印象も変わります。
自分自身で認識しているかどうか?というのは一瞬の判断という表現が正しいと思いますが、左脳的な思考ではなく、右脳でのインスピレーションなどに近い直感的に判断しているので、実際に体感的には「違和感」だったり、「心地よさ」という形で感じ取っているのではないでしょうか?
フォントと色の組み合わせ+位置関係、人が順番に目で追って進むようにデザインを組むことはできます。視覚的な部分、心理的な部分、行動的な部分いろいろな角度でとらえて構成を考える必要があります。
自分のブランディング、セルフブランディングをしてみようと思った方はまず最初に「目的」を持ってください。
その目的が一時的な利益だとしたら、その目的を達成した先にはどんな未来を描いているのか?その時のあなたはどんな想いを感じているのでしょうか?目的を達成した後にまた新しい目標や目的が出てくるかもしれないですよね。出来るならあなたの人生の最期まで描いて頂きたい。
女性なら結婚して「妻」となり、家族ができて「母」となり、子供たちが成長し「一人の女性」という捉え方の変化を感じる方もいらっしゃると思います。
「ブランディング」とは現在進行形の言葉です。仕事、家庭と境界を分けて捉えるのではなくあなたの人生そのものすべてがブランディングの対象です。その目的、目標、その先のあなたがイメージする「想い」「ビジョン」が具体的である必要性があるということ。具体的じゃないことで近づけないということも言えます。
何度も修正しながら創り上げていくものです。うまくいかなかったと感じたり、違和感を感じて違うなって思ったならまた再構築することができます。
最後までお読みいただけた方、心から感謝いたします。