主婦がSNSデザイナーとして起業する

2023年に起業という目標を持ち、現在起業へ向けて現在進行中です

私がデザインの仕事を選んだ理由

こんにちは、びよりんです!

 

 

SAD Light

 

先日頂いた質問に
「なぜデザインの仕事をはじめたのですか?」
という質問をいただきました

今日はその部分について書きたいと思います

 

私は高校を卒業してすぐに就職をしました
両親というよりは父が私が中学生の頃からそう言っていたので、当時専門的なスキルを身につけるには…という部分ではまだイメージができていなかったのですが、中学で高校受験をする際に工業高校へ進学しました。

高校ではインテリア科、この高校で過ごす3年間が私の学生生活の最後になる3年間という意識があったので、高校の時に学校にあった機械科、交通工学科(交通工学コース・情報機械コース)、インテリア科の中でインテリア科の学びだけではなく、他の学科の先生にちょこっと体験させて頂いたこともありました。

デザインの仕事に直結した経験は、高校3年生のパソコンを使用した授業で、卒業制作の展示会をする際のポスターをPhotoshopなどのアプリケーションを使用して作成したことが最初で、その時に制作したデザインが実際に採用になったこともデザインの仕事に興味をもった一つです

 

そして卒業を間近に控えた時、印刷会社からの求人があると担任の先生から声をかけていただき面接を受けに行きました。私が高校2年生の終わりごろに阪神淡路大震災が起きたこともあって本当に就職できるかできないか?当時は本当に厳しかったと思います。無事に採用通知を頂き、高校を卒業し就職しました。

 

会社に入って一番最初に受けたお仕事は「歯科の広告」先輩デザイナーの方が自由にやってごらんといってもらって制作しました。

デザインの仕事といっても商業広告をずっと実践で学んできた私です。19歳で就職して今までの約25年間、制作をしてきたものはすべて商業デザインというものです。広告、パンフレット、DMなど折込チラシなどもしてきました。

最初にデザインのお仕事をした「歯科の広告」そのB5の紙面のなかにどんな情報をいれて、どのような導線で読ませていくのか?先輩にアプリケーションの操作を学びながら、同時に広告の機能性を学びました。

印刷物として広告が仕上がって、初めての商品を手にした時の感動も大きかったのですが、納品に行ってくださった営業マンの上司が歯科の院長先生をデザイン室へ連れてこられて、その院長先生から直接「デザインをしてくれてありがとう」とまだ入社したばかりの未熟なデザイナーとして働き始めた私に伝えていただいたことが私にとってのデザインのお仕事をして得た初めての喜びでした。

 

この院長先生とのお仕事で、この広告を見て歯科を受診してくれた患者さんがいたんだよーってとても喜んでくださって、伝えに来てくれたことで私がデザインのお仕事をすることの「感謝と喜び」を感じられて、この仕事が好きになったんです。

 

歯科の院長先生は広告費をかけて制作したもので反応が得られたことに感謝してくださいました。そして私は企業が広告費をかけて依頼するものに対しての想いを知り、同時に様々な制作物を今まで携わらせて頂いてきましたが、広告というものは本当に奥が深いです。人の心理、行動の導線など色が与える感情への刺激、様々な要素が組み合わさってカタチになり、機能性が問われる…のではないかな?と思います。

時には全くどのようなデザインにすればいいのか?わからなくて散歩したり、会社の行と帰りに本屋さんへ寄ったり、パンフレットなどを見つけてはいただいて持ち帰って自分なりに研究したり、街中を歩けば看板などのデザインをたくさん見て歩いて…購入した飲み物など様々なデザイン物を目にしてきました。

それは今でも変わらない自然と身についた癖のようなものになっています。デザインを作り上げる作業工程は時にとても悩んだり、時間をかけて考えながらの作業ですが、いまでもあの日私に「ありがとう」と伝えに来てくださった院長先生のことは忘れません。

 

起業をしたいと思い、現在デザイン制作のお仕事をしています。大変だと感じて疲弊することもあるけれど、デザイン制作をしている作業の時間はいつでも楽しみ、今までに2度デザイン制作の現場から自分で自ら離れたこともありましたが、19歳の時に感じた「この仕事が私の天職」だと感じられた喜びと同じように現在も同じ感覚で向き合っていられることが出来ています。

 

好きなお仕事をしていますか?